NEW 2025年04月22日(火 ) 17:52
米価高騰・学校給食への影響は【愛媛】

米の価格高騰が家庭だけでなく学校給食にも大きな影響を与えています。
子どもたちの健康を支える松山市の学校給食の現場では…。
【児童】
「手を合わせましょう。いただきます!」
松山市の三津浜小学校。
22日の給食は人気のカレーライスです。
記者からの「好きな給食は?」との質問にも、「カレーが大好き」と、元気のよい声が返ってきました。
そのカレーに欠かせないのが、ごはん。
こちらの給食では、白米には食物繊維の豊富な県内産のもち麦を混ぜていて、「もちむぎごはん」になっています。
【栄養教諭】
「お米の価格が高騰していますが、子どもたちの成長に必要な栄養素がたくさん含まれていますので、お米を減らすことはしていません。何より子どもたちは、とてもごはんが大好きですので、満足のいく量が食べられるようにしています」
現在、松山市の給食費は1食あたり小学校が250円で中学校が300円。
度重なる原材料の高騰で、2024年度から給食費は値上がりしていますが、保護者から徴収する価格は据え置き。
松山市が値上がり分を負担しているためです。
ただ、主食となる米の値上がりは深刻です。
【松山市教委の担当者】
「松山市の米の仕入れ価格は1年前と比べて約1.4倍上がっております。実際に給食にも食材価格高騰の影響は出ています」
農林水産省によりますと、全国のスーパーで4月13日までの1週間に販売された米の平均価格は5キロあたり4217円。
前年の同じ時期の2倍以上となっています。
店頭にはようやく政府の放出した備蓄米が入荷し始めたものの、米の品薄状態と高値は続いています。
学校給食に使われる米はどのように確保しているのでしょうか。
【松山市教委の担当者】
「仕入れ元に確認したところ、年度当初から1年分の必要量を発注しておりまして、例年通り新米の入れ替え時期までお米を確保できている」
子どもたちの成長を支える学校給食。
米をはじめとする現材料価格の高騰は出口が見えず、栄養教諭が頭を悩ませる日々はしばらく続きそうです。
【栄養教諭】
「限られた予算の中で給食を提供しておりますので、お肉の部位を変更したり野菜の種類や量を調整したりして栄養のバランスと量を確保しながら献立を作成しております。今後も週4回のごはんの提供をしてまいります」
子どもたちの健康を支える松山市の学校給食の現場では…。
【児童】
「手を合わせましょう。いただきます!」
松山市の三津浜小学校。
22日の給食は人気のカレーライスです。
記者からの「好きな給食は?」との質問にも、「カレーが大好き」と、元気のよい声が返ってきました。
そのカレーに欠かせないのが、ごはん。
こちらの給食では、白米には食物繊維の豊富な県内産のもち麦を混ぜていて、「もちむぎごはん」になっています。
【栄養教諭】
「お米の価格が高騰していますが、子どもたちの成長に必要な栄養素がたくさん含まれていますので、お米を減らすことはしていません。何より子どもたちは、とてもごはんが大好きですので、満足のいく量が食べられるようにしています」
現在、松山市の給食費は1食あたり小学校が250円で中学校が300円。
度重なる原材料の高騰で、2024年度から給食費は値上がりしていますが、保護者から徴収する価格は据え置き。
松山市が値上がり分を負担しているためです。
ただ、主食となる米の値上がりは深刻です。
【松山市教委の担当者】
「松山市の米の仕入れ価格は1年前と比べて約1.4倍上がっております。実際に給食にも食材価格高騰の影響は出ています」
農林水産省によりますと、全国のスーパーで4月13日までの1週間に販売された米の平均価格は5キロあたり4217円。
前年の同じ時期の2倍以上となっています。
店頭にはようやく政府の放出した備蓄米が入荷し始めたものの、米の品薄状態と高値は続いています。
学校給食に使われる米はどのように確保しているのでしょうか。
【松山市教委の担当者】
「仕入れ元に確認したところ、年度当初から1年分の必要量を発注しておりまして、例年通り新米の入れ替え時期までお米を確保できている」
子どもたちの成長を支える学校給食。
米をはじめとする現材料価格の高騰は出口が見えず、栄養教諭が頭を悩ませる日々はしばらく続きそうです。
【栄養教諭】
「限られた予算の中で給食を提供しておりますので、お肉の部位を変更したり野菜の種類や量を調整したりして栄養のバランスと量を確保しながら献立を作成しております。今後も週4回のごはんの提供をしてまいります」