松山市がＪＲ松山駅西口に計画している、アリーナを含む交流拠点施設について、市は「実現へ向けたハードルは高くなっている」との認識を示しました。

これは９日開かれたＪＲ松山駅周辺の交流拠点施設整備などについて話し合う市議会の特別委員会で市側が示しました。
委員会では、駅西口に整備が計画されている５０００席以上のアリーナを含む交流拠点施設について、委員から、資材や人件費の高騰などを受け採算性を問う質問が相次ぎました。

これに対し、松山市側は。

【松山市幹部】
「事業採算性も含めたことを考えますと、建設の実現に向けては、クリアしないといけないハードルは高くなっている」
このように答弁し、施設の整備実現に向けてハードルは高くなっているとの認識を示しました。

市では７月中に基本計画を発表する方針で、今年度中に駅周辺の開発の全体像を示す「モデルプラン」を策定するとしています。

※一部修正しました