大洲市で地元の幼稚園の園児らが笹飾りを作ってドライバーたちに交通安全を呼びかけました。
大洲警察署が行ったこの取り組みには、市内の愛媛帝京幼稚園の園児２９人が参加しました。
園児らはまず、交通事故ゼロに向けてひとりひとりが書いた願い事の短冊を笹に吊るしていきました。
【男の子】
「車と車がぶつかりませんように（と書いた）」
【女の子】
「にこにこで運転してほしいな（と書いた）」

このあと園児らは警察署前の国道沿いに移動し、完成した笹飾りを掲げたほか、車のドライバーたちに交通事故防止のチラシなどを手渡して安全運転を呼びかけました。

県警によりますと県内の今年の交通事故による死者は１０日現在で３１人と、去年の同じ時期を１０人上回っていて、県内には交通死亡事故多発緊急事態宣言が出されています。
園児らが作った笹飾りは月遅れの七夕にあたる８月７日頃まで大洲警察署に飾られます。