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NEW 2025年08月28日(木 ) 19:40

バイク窃盗などに問われた元松山市職員に猶予付き有罪判決【愛媛】

松山市内で知人男性のバイクや他人のオートバイ、市が管理するナンバープレートなどを盗んだとして窃盗の罪に問われていた松山市の元職員の男に、松山地裁は28日、執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。

判決文などによりますと松山市の元職員の男(58)は2023年10月、松山中央公園の駐輪場で知人男性のバイクなどを盗んだほか、去年2月、松山市内の病院の駐輪場に止めてあった他人のオートバイなどを盗み、2021年5月には当時勤務していた松山市役所の庁舎内で、市が管理するナンバプレート17枚を盗んだなどとしています。

28日に開かれた判決公判で、松山地裁の高場理恵裁判官は、高額なバイクを盗むなど被害結果が大きく、責任非難に影響を与えるような精神疾患などもうかがえないとし、元職員の刑事責任は軽くないとしました。

一方で、被害者に対し合わせて120万円あまりを支払い、一部は示談が成立しているなどとして、懲役2年・執行猶予4年(求刑・懲役3年6カ月)の有罪判決を言い渡しました。