愛媛のニュース

NEW 2025年09月08日(月 ) 19:23

「日本一長い名前の小中学校」が最後の運動会【愛媛】

愛南町にある日本一長い名前の小中学校で7日、最後の運動会が開かれました。

愛媛と高知の県境。

愛南町正木にある高知県宿毛市愛媛県南宇和郡愛南町篠山小中学校組合立篠山小学校と篠山中学校では7日、運動会が開かれ、児童や生徒のほか、地域の人などあわせておよそ240人が参加しました。

それぞれの自治体がお金を出し合って、学校組合を作ったため、日本一長い校名に。
学校に通う子どもの数は少子化などによって年々減少。

現在では小学生3人と中学生6人の合わせて9人になっています。
今年度、中学生3人が卒業し高知県から通う子どもが初めて一人もいなくなることなどから今年度末で休校し、2026年度末に閉校することになりました。

【卒業生】
「閉校になるので寂しいですね」

【卒業生】
「(閉校は)ショックやったね~」

運動会は全11プログラム。
玉入れなどには地域の人も参加し最後の運動会を盛り上げました。

馴染みの学校で過ごす時間はあと少しです。

【児童】
「(閉校は)驚いたのとけっこう悲しい気持ちがあります」

【今年で卒業する生徒】
「楽しい学校だったなというのを伝えたいです。授業の1時間1時間とか1日1日を楽しんで過ごしたいなと思います」

休校する2026年4月からは小学生は町内の一本松小学校へ、中学生は一本松中学校へ通います。