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NEW 2025年09月08日(月 ) 19:23

26億円規模でホールなどを建設…西条市が議会諮らず大型事業進める【愛媛】

西条市が議会に諮らずホール建設など総事業費およそ26億円の事業を進めている事がわかりました。
事業は既に国から補助金の内示を受けています。

【高橋市長】
「(内閣府の)地方創生プログラムの存在を市内企業から教えていただき西条市の案を検討する事になった」

8日に開かれた西条市議会、9月定例会の一般質問での市長の答弁などによりますと、市所有で休館中の「椿温泉こまつ」を改修しトレーニング施設を備えたヘルスケア拠点づくりとマルシェなどがある旧市内の民有地に100人以上を収容するホールを建設する、
2つの事業が計画されています。

国の地方創生プログラムを利用し官民協働で実現しようとするもので、事業費は合わせておよそ26億円規模。
6月に内閣府へ補助金を申請、8月29日に半額補助の内示を受けたということです。
高橋敏明市長は、議会に諮らず進めた事について次のように述べました。

【高橋市長】
「申請業務の完成に注力しており時間の余裕がなくご相談できなくお詫び申し上げます」

事業は市内の民間企業からの提案で、地元合意や議会報告が出来てない事などから市の担当の部署は申請を躊躇したものの市長判断で進められたという事です。
今後、市議会に提案されますが、う余曲折が予想されます。