NEW 2025年10月31日(金                    ) 18:43
                「人に危害を加える抵抗感が全くみられず強く非難されるべき」 今治ピアノ教師殺人事件 被告に懲役22年の実刑判決【愛媛】
 
                            							
                            
                        
                             2024年1月、今治市でピアノ教師の女性を殺害し、殺人などの罪に問われていた男に、松山地裁は31日、懲役22年の実刑判決を言い渡しました。
西条市樋之口の無職・榊原正道被告(35)は、元交際相手の母親でピアノ教師だった今治市松本町の女性の自宅で、
女性の首を切りつけ殺害した殺人の罪や、
この家を訪れた男子中学生を縛りけがをさせた逮捕致傷の罪、
また、女性の次女を連れ去った監禁の罪など6つの罪に問われていました。
これまでの裁判では榊原被告の殺意の有無、また、次女への監禁罪が成立するかどうかなどが争点となっていました。
31日の判決公判で、松山地裁の渡邉一昭裁判長は、女性の首の傷について、被告の強固な殺意を認め、「犯行は残忍かつ執拗なもので動機に酌量の余地は皆無」としたほか、逃げられなかった場合のリスクなどで周囲に助けを求めることは困難だったなどとして、次女への監禁罪は成立するとしました。
そのうえで、「場当たり的に複数の犯行に及んでいる」「人に危害を加える抵抗感が全くみられず強く非難されるべき」などと、懲役25年の求刑に対し、懲役22年を言い渡しました。
判決を受けて弁護側は控訴する方針です。
                    西条市樋之口の無職・榊原正道被告(35)は、元交際相手の母親でピアノ教師だった今治市松本町の女性の自宅で、
女性の首を切りつけ殺害した殺人の罪や、
この家を訪れた男子中学生を縛りけがをさせた逮捕致傷の罪、
また、女性の次女を連れ去った監禁の罪など6つの罪に問われていました。
これまでの裁判では榊原被告の殺意の有無、また、次女への監禁罪が成立するかどうかなどが争点となっていました。
31日の判決公判で、松山地裁の渡邉一昭裁判長は、女性の首の傷について、被告の強固な殺意を認め、「犯行は残忍かつ執拗なもので動機に酌量の余地は皆無」としたほか、逃げられなかった場合のリスクなどで周囲に助けを求めることは困難だったなどとして、次女への監禁罪は成立するとしました。
そのうえで、「場当たり的に複数の犯行に及んでいる」「人に危害を加える抵抗感が全くみられず強く非難されるべき」などと、懲役25年の求刑に対し、懲役22年を言い渡しました。
判決を受けて弁護側は控訴する方針です。







