アニメ映画などで知られるジブリの世界がアート幕となって、国の重要文化財・内子町の内子座に登場しています。
内子町のシンボル・内子座に登場したのは、アニメ映画などを手がけるスタジオジブリの美術スタッフが描いた水彩画を拡大したアート幕です。
１９１６年に芝居小屋として建設された内子座は、現在、耐震補強など保存修理工事が進められています。
幕は工事中の内子座を覆う素屋根にかけられ、スタジオジブリの美術スタッフが２０１１年に内子町を訪れた際、内子座をはじめ町内の名所を描いて町に寄贈した水彩画が転写されています。
【内子町役場　町並・地域振興課多比良雅美課長補佐】
「内子のいいところを切り取って描いていただいているなと感じました。これをぜひ皆様にも見ていただきたいなと思いまして、このアート幕のほうにさせていただくことになりました」
内子座の保存修理工事は２０２８年末ごろに終わる見込みで、このアート幕は２０２６年３月末頃まで掲げる予定だということです。