松山市の石手寺で、イノシシの目撃が相次いでおり、市や寺が注意を呼びかけています。26日、石手寺の境内を歩き回る２頭のイノシシが撮影されました。

イノシシがエサを求めて掘ったとみられる穴も見つかっていますが、これまでにけが人や文化財への被害はありません。

修行僧によりますと、「イノシシが山から下りてくるときは非常に速く、まるで大きな石が落ちてきたような音がする」と話しています。

石手寺周辺でも目撃情報が相次いでおり、市は防災無線で注意喚起しています。

年末年始は初詣などで人出が増えるため、イノシシを見かけても「近づかない」「刺激しない」「餌を与えない」ことを徹底するよう呼びかけています。