今治市の小学校で１０日、特定外来生物のセアカゴケグモが発見されました。
県内の学校でセアカゴケグモが見つかったのは初めてです。
県によりますと、１０日、今治市菊間町の亀岡小学校の運動場で、教員がセアカゴケグモ２匹を見つけました。
セアカゴケグモは２匹とも殺虫剤で処分されましたが、通報を受けて１２日に行われた県と市の調査でも、運動場でさらに２匹が発見され、殺処分されました。
県によりますとセアカゴケグモは強い毒があり、噛まれると腫れたり、重症化した場合は吐き気や腹痛などが引き起こされたりするということです。
県では今後、亀岡小学校周辺で、モニタリング調査を行い、監視体制を強める方針で、もし、セアカゴケグモを見つけた場合は触らず、市や町の窓口や県の自然保護課、生物多様性センターに連絡してほしいとしています。