放送番組審議会

2022年04月17日(日)

第271回放送番組審議会

第271回放送番組審議会  2022年3月
課題番組: 「杉村太蔵と愛媛の商人が生対決! ”えひめ商売のシクミ”SP」
放送日時: 2022年1月2日(日) 午後4:00~5:00

 

 

 

・ 新型コロナの影響が続き経済が停滞する中で、見やすく、分かりやすく、明るい気持ちが湧いてくる番組だった。

 

・ 番組構成の良さや、杉村太蔵さんと大澤アナウンサーのスピード感のある掛け合いが良く、1時間番組の長さを感じるところがなかった。

 

・ スタジオ収録前の控室のシーンから番組はスタートしたが、「愛媛には独自の商売の方法があり、成功を掴み地方を元気にしていると聞いているので、勉強したい、成功した人の話を聞くのが大切だと思っています」という杉村さんの番組参加への意気込みのコメントは、視聴者に番組の見どころを的確に伝えていたと思う。

 

・ 1時間番組の中で、4つの事例が分量的にバランスも取れており、それぞれの商売のシクミとともに、出演者の人柄も伝わるようにまとめられ、興味深く楽しく視聴できた。

 

・ 杉村太蔵さんの起用はとてもよかった。明るく、面白く、分かりやすく、パワフルで、この番組にはぴったりの人選だったと思う。大澤アナウンサーとの息もぴったりだった。ゲストを含めたトークも調和がとれていて、この番組をとても見やすくしていたと感じる。

 

・ 杉村さんの、視聴者が聞いてみたいと思うようなことを、経済解説者の調子ではない、一般人目線で問いかけていくところに共感が湧いた。

 

・ 成功までの過程でどんな苦労があったのか、新型コロナの影響がどうだったのか、どのように乗り越えたのか、そういう話題もあればもっと良かった。

 

・ 今回はエンターテインメントや食に関わるシクミだったので、次回はモノづくりなどの特集を期待したい。