放送番組審議会

2022年06月12日(日)

第273回放送番組審議会

第273回放送番組審議会  2022年5月
課題番組: 「eatふるさとCM大賞えひめ’22」
放送日時: 2022年3月26日(土) 午後2:00~3:30

 

 

・ 「ふるさとCM大賞」は制作者の言葉や表情、背景などが番組の中で紹介されており、制作の過程はとても興味深く、故郷の中での人間のふれあいの大切さを感じることができた。

 

・ 17回目の今回、新型コロナの影響もある中で、全市町から過去最多42作品の応募があり、CM大賞が地域に根付いていることを強く感じた。

 

・ バーチャルスタジオの背景に出品作品の画像が使われており、躍動感が感じられた。

 

・ 新型コロナの影響で、リモート開催に切り替えて2回目となった今回は、ロケとスタジオ収録、現地とスタジオをリモートで結ぶ3つの手法がとても上手に取り入れられ、番組構成もよく、編集も巧みで、90分楽しむことが出来た。

 

・ ドローンやゴープロなどの機材、タイムラプスなどの技法を使いこなし構成や編集も優れた作品が多かった。 番組を通じて作品に込めた制作者たちの地元を愛する気持ちがとても強く伝わってきた。

 

・ 受賞作品に対して、現地に赴向いて受賞を伝え、人物やその仕事や地域の紹介を取り入れたところが ドキュメンタリー的にもバラエティ―的にも 楽しめる番組に仕上がっていたと思う。 たむらけんじさんと友近さんが、なにかやってくれるのではないかと期待して見ていた
視聴者にも満足できる展開だった。
 

・ 審査員が登場するシーンは少なかったが、 CM作品を流しながらその特徴や高く評価できる点を的確に押さえたコメントはとても分かりやすく素晴らしかった。視聴者が受賞理由を理解しやすかったと思う。

 

・ 作品紹介のカテゴリーに「若いチカラ」があった。TikTokやインスタグラムに親しむ若者が多い中、 このCM大賞の良さは、クラスや部活動で応募して 第三者に審査してもらう経験が出来ることだと思う。 若いクリエーターがここから育っていってもらいたい。