NEW 2025年01月14日(火 ) 19:33
愛媛でもキャベツが高い… おかわり自由のトンカツ専門店は
キャベツの高値が続いています。なぜ高いのか。いつまで続くのか…。
松山市の市場、さらに千切りキャベツを提供するトンカツ店で現状を取材しました。
じゅわぁっ~と揚げてサクサクな食感。食欲をそそるトンカツです。
松山市大街道のいよてつ会館内にある「豚かつ専門とんとん」。
サツマイモを配合したえさで育てた西条市の「伊予いも豚」を使ったこだわりのトンカツが人気のトンカツ専門店です。
こちらのお店はキャベツがおかわり自由。 ※取材時の1月14日現在
お客さんも「美味しいです」「キャベツ大好き」と大喜び。
利用客にはとっても嬉しいサービスですが・・・。
店では「(キャベツの仕入れ値が)去年の11月12月から徐々に徐々に上がり始めてます。普段の金額の倍近くにはなってるのでかなり苦しい状態ではありますね」と話します。
キャベツだけではありません。こちらのお店はごはんもおかわり自由。 ※取材時の1月14日現在
ただ、去年からの米の価格高騰もまだ収まっておらず仕入れのコストがかさんでいます。
それでも、店ではトンカツを心行くまで味わってもらうため業務の効率化で人件費を削減したり、不要な光熱費をさげるなどの企業努力でおかわり自由のサービスは続けたいと話します。
そのキャベツは今、どのように取引されているのか…。
午前6時の松山市中央卸売市場。
近郊から集まった野菜が競りにかけられ、威勢の良い声が響きました。
ただ、14日、競りにかけられたキャベツはありませんでした。
【松山青果・前野泰利専務】
「例年だったら少なからず競り販売というのはあると思います。やっぱり生育不良により数量減ということで」
例年なら1日、30箱から50箱が競りにかけられるという県内産のキャベツ。
出荷の少なかった14日は、直接の商談で30箱ほどが取引されたのみで、あとは県外産のものが並んでいました。
キャベツは今シーズン、価格も上がっていて、先月には、例年の3倍から4倍で取引され、今も2倍から2・5倍ほどの価格だといいます。
原因は秋の終わりごろまで続いた暑さです。
【松山青果・前野泰利専務】
「作付けする時にちょうど暑さの影響を受けて根張りといいますか、根っこが上手に植わらずに。中々大きくならないということで数量が減ってしまうということになりますね」
キャベツ以外にもハクサイや白ネギなども高値傾向で先月、松山市中央卸売市場で取引された野菜全体の平均キロ単価は前の年と比べて3割ほど高かったということです。
ただ先月以降、気温が下がり生育が進んでいるとのことで今後は…。
【松山青果・前野泰利専務】
「2月、3月に出荷していただけるものに関しては平年並みに戻ってくるのではないかなと読んでおります」
松山青果の前野泰利専務は野菜の生産コスト自体が上がっているとして高値となってしまうことへの理解を求めました。
【松山青果・前野泰利専務】
「生産するにあたっても肥料や輸送費のコストは上がっていますので、そのあたりは少しでも生産者の心も分かっていただけたらとは思います」
松山市の市場、さらに千切りキャベツを提供するトンカツ店で現状を取材しました。
じゅわぁっ~と揚げてサクサクな食感。食欲をそそるトンカツです。
松山市大街道のいよてつ会館内にある「豚かつ専門とんとん」。
サツマイモを配合したえさで育てた西条市の「伊予いも豚」を使ったこだわりのトンカツが人気のトンカツ専門店です。
こちらのお店はキャベツがおかわり自由。 ※取材時の1月14日現在
お客さんも「美味しいです」「キャベツ大好き」と大喜び。
利用客にはとっても嬉しいサービスですが・・・。
店では「(キャベツの仕入れ値が)去年の11月12月から徐々に徐々に上がり始めてます。普段の金額の倍近くにはなってるのでかなり苦しい状態ではありますね」と話します。
キャベツだけではありません。こちらのお店はごはんもおかわり自由。 ※取材時の1月14日現在
ただ、去年からの米の価格高騰もまだ収まっておらず仕入れのコストがかさんでいます。
それでも、店ではトンカツを心行くまで味わってもらうため業務の効率化で人件費を削減したり、不要な光熱費をさげるなどの企業努力でおかわり自由のサービスは続けたいと話します。
そのキャベツは今、どのように取引されているのか…。
午前6時の松山市中央卸売市場。
近郊から集まった野菜が競りにかけられ、威勢の良い声が響きました。
ただ、14日、競りにかけられたキャベツはありませんでした。
【松山青果・前野泰利専務】
「例年だったら少なからず競り販売というのはあると思います。やっぱり生育不良により数量減ということで」
例年なら1日、30箱から50箱が競りにかけられるという県内産のキャベツ。
出荷の少なかった14日は、直接の商談で30箱ほどが取引されたのみで、あとは県外産のものが並んでいました。
キャベツは今シーズン、価格も上がっていて、先月には、例年の3倍から4倍で取引され、今も2倍から2・5倍ほどの価格だといいます。
原因は秋の終わりごろまで続いた暑さです。
【松山青果・前野泰利専務】
「作付けする時にちょうど暑さの影響を受けて根張りといいますか、根っこが上手に植わらずに。中々大きくならないということで数量が減ってしまうということになりますね」
キャベツ以外にもハクサイや白ネギなども高値傾向で先月、松山市中央卸売市場で取引された野菜全体の平均キロ単価は前の年と比べて3割ほど高かったということです。
ただ先月以降、気温が下がり生育が進んでいるとのことで今後は…。
【松山青果・前野泰利専務】
「2月、3月に出荷していただけるものに関しては平年並みに戻ってくるのではないかなと読んでおります」
松山青果の前野泰利専務は野菜の生産コスト自体が上がっているとして高値となってしまうことへの理解を求めました。
【松山青果・前野泰利専務】
「生産するにあたっても肥料や輸送費のコストは上がっていますので、そのあたりは少しでも生産者の心も分かっていただけたらとは思います」