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NEW 2025年01月14日(火 ) 14:11

ネコ不審死 大学生の男がが初公判で起訴内容認める【愛媛】

2024年夏ごろから松山総合公園の周辺でネコの不審死が相次いだ事件で、動物愛護法違反などの罪に問われている大学生の男の裁判が14日始まり、大学生は起訴内容を認めました。
起訴状などによりますと、愛媛大学の大学生の被告(23)は2024年10月、自宅で猫1匹の四肢を切断するなどして殺し、死体を総合公園内で燃やして捨てたなどとされています。
裁判は別のネコへの暴行についてもあわせて行われ、14日の初公判で、被告はすべての起訴内容を認めました。
続く冒頭陳述で検察側は、大学を休学していた被告は、かわいがっていた地域猫にかまれるなどして裏切られたと感じるようになり、猫への怒りがおさまらずに犯行に及んだとしました。
そして、2024年の8月初めごろ、初めて猫に暴行を加えて殺した際の背徳感などをもう1度感じたいと思うようになったことや、報道されたことでもっと注目を浴びたいと思い、残虐な暴行を繰り返した、などと主張しました。
検察は、同様の罪での追起訴を複数予定していて、次回の公判は3月14日に行われる予定です。