愛媛オリジナルの高級かんきつ「甘平」の出荷作業が２１日、松山市内で始まりました。
やや平らな形をした「甘平」は、しゃきっとした食感と濃厚な甘さが特徴で、県内では約９００戸の農家が栽培しています。
今年の出来は…。

【川上夏子アナ】
「甘い！甘みのなかにほんのり酸味があってすごくバランスがいいです。噛むたびに口のなかに果汁が溢れてきます」

松山市内の選果場では今シーズンの出荷に向けた選果作業が始まり、光センサーを使って品質や大きさごとに選別したあと、等級ごとに箱詰めされていました。

ＪＡえひめ中央によりますと今年は夏場の乾燥や秋以降の猛暑、大雨の影響で出荷量は減ったものの、例年並みの玉太りになっているということです。

【ＪＡえひめ中央営農部清家伯弘部長代理】
「店頭に並んだ甘平を見かけたら早めに購入していただいて、今年の甘平の高品質な仕上がりをお楽しみいただいたらと思います」

「甘平」は２２日から店頭に並ぶ予定で、出荷は地元の産直市などのほか関東や関西の市場を中心に、来月中旬まで続きます。