任期満了に伴う内子町長選挙が２１日告示され、２０年ぶりの選挙戦となりました。

立候補したのは届け出順にいずれも無所属で▽新人の森永和夫候補　▽現職の小野植正久候補　の２人です。

【森永候補第一声】
「２０年ぶりの町長選挙です。今みなさんの声が届く仕組みがあるでしょうか。今回の選挙で私は人口減少に必ず歯止めをかけるというスローガンを持って、固い意志を持って取り組んでまいります」

森永候補は内子町出身の７３歳で２０１３年から去年まで町議会議員を務めました。
町長選が前回まで４回連続で無投票だったことを問題視し、公務員的発想のまちづくりからの転換や給食費の無償化、女性活躍の推進、政策提言の仕組みづくりなどに取り組みたいと訴えています。

【小野植候補第一声】
「人口減少ですね、ほんと口で言うのは簡単です。簡単ですけれども本当にいろんなことに取り組んでいかなければどんどん人口が減る一方になっていきます。みなさんのお力をいただきながらしっかりとしたまちづくりを進めてまいります」

小野植候補は内子町出身の６９歳で２０１７年から副町長を務めた後２０２１年の町長選に出馬し、無投票で初当選しました。
２期目を目指すにあたっては子育て支援や移住促進などの人口減少対策のほかＤＸ推進や企業誘致などを進め、引き続き、美しいまちづくりに取り組みたいと訴えています。

内子町長選挙の投票は２６日に行われ、即日開票されます。