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NEW 2025年10月31日(金 ) 15:32

ギョギョ!?愛南町で戻りガツオの水揚げピーク【愛媛】

脂がのって濃厚な味わいの秋の味覚、「戻りガツオ」の水揚げが愛南町でピークを迎えています。
カツオはエサを求めて太平洋を回遊する魚で、初夏に水揚げされるものが「初ガツオ」秋に水揚げされるものが「戻りガツオ」と呼ばれています。
戻りガツオはエサをたっぷりと食べていることから、あっさりとして身の締まった初ガツオに対し脂がのり濃厚な味わいが特徴です。
全国でも有数のカツオ水揚げ量を誇る愛南町の深浦漁港では現在水揚げがピークを迎えていて、30日も高知県沖などで釣り上げられた重さ3キロから4キロの丸々と太ったカツオが次々と水揚げされていました。
しかし、今年は少し異変が…。
【カツオ漁船の船員】
「(今年の戻りガツオの水揚げ量は)少ないんやないですかね」
暑さの影響もあるのではないかと言います。
【愛南漁協・立花弘樹組合長】
「海洋変動というか温暖化というか色々な影響が。時期がずれたりとか。その年によってちょっと変わる年もある」
水揚げ量は去年より減ったものの、今年はキロ単価が3000円を超えることもあるなど価格が好調で、水揚げのピークは11月いっぱい続く見込みだということです。
【愛南漁協・立花弘樹組合長】
「(今年のカツオは)最高の脂ののり具合のように思います。皆さんよかったら愛南に食べに来ていただいたら『あー、おいしかった』と言ってもらえると思います」