国内で初めて導入される新たな高速船、リニアジェットの「シーマックス」が運航を前に１７日、松山観光港でお披露目されました。

お披露目されたのは、伊予鉄グループの石崎汽船が導入した新型高速船・「シーマックス」。

松山観光港と広島県の呉市や広島市とを結ぶ航路で運航し、国内では初めての導入となる高速船です。

全長はおよそ３１ｍで、旅客定員は９３人となっています。

これまで、石崎汽船の高速船はスーパージェットが運航していましたが、老朽化などを受け、シーマックスを新たに導入しました。
乗り心地は…。

【井手記者】
「音も本当に静かで快適に乗ることができています」

シーマックスは、スーパージェットと比べて騒音や振動が減り、燃料の消費はおよそ３割削減できるということです。

【石崎汽船・清水一郎社長】
「かなり余力をもっていますし、乗ってみても静かで乗り心地もいいですので、瀬戸内の快適な船旅を皆さんに本当に楽しんでいただきたいと思う」

シーマックスは１９日から運航が始まり、松山と広島間を１日４往復する予定です。