「鬼の町」の子どもたちが、今治市で「鬼」と出会いました。

鬼北町の中学校の生徒たちがヘラやブラシを使って作っているのは、今治市菊間町の伝統工芸品「鬼瓦」です。

鬼北町と鬼瓦の産地「菊間町」が鬼の縁でタッグを組み、２０２６年２月の少年式の記念として、鬼北町の中学生のために鬼瓦づくりが企画されました。

指導にあたった渡部一馬さんは「現代の名工」にも選ばれた鬼師で、ヘラの使い方や表情の出し方を丁寧にアドバイスしていました。

【広見中学校の生徒】
「（作っているのは）幸福がたくさん来るような鬼です」
「（少年の日に）災いとか悪いのを全部バイバイしてくれるような鬼を作っています」

生徒たちの「鬼瓦」は、少年式の前に完成する予定です。