第300回放送番組審議会
第300回放送番組審議会 2025年2月
課題番組:「おめでとう!FC今治 J2昇格への輝跡」
放送日時:2024年12月30日(月)17時00分~17時30分
・出演した4人の選手は、地元の今治市出身の選手や得点王になったフォワードの選手、
ゴールキーパーと多彩で、良い人選だったと思う。
選手同士や村上アナウンサーとの掛け合いも面白くて、各選手の人柄もよく伝わってきた。
・瞬間的にFC今治の広報の女性は出て来たが、ずっと男性ばかりで進行していくのは、何とかならなかったのかなと思った。
・セットは色的に暗めの紺色というか青色で、ロッカールームだったようだが、
FC今治の選手がすごく明るくて、かつ、J2昇格というおめでたいテーマだっただけに、セットが暗いのが気になった。
・Y.S.C.C.横浜との試合で、「ロッカールームでの三門キャプテンの喝」など、
ゲームだけを見ていたらわからないようなエピソードが満載だった。
ゲームだけではなく、日頃からFC今治とのコミュニケーションを取っているeatのスタッフの底力を見た気がした。
・最初のスタートが座ってではなく、迎え入れる形の方が、おめでとう感が出たのかなと思う。
「おめでとう!FC今治」というタイトルなので、番組を見る側としてはもっとおめでとう感があって欲しかった。
・「J2昇格について、ターニングポイントはどこだったか?」という質問は、一番要点をついた質問だと思った。
しかも、そこにきちんとストーリーがあり、
ハーフタイムでキャプテンが「頑張っていこう」という喝を入れたという映像があったことで、
非常にリアリティをもって、こちらも一緒にその場を体感できたという感じがした。
・J2に昇格したいけど出来ないという苦しみや、せっかくJ2昇格がテーマなので、
一番大変だった時のことも聞いてもらえたら、面白かったと思う。
・全体的には番組を通じて和気あいあいとした良い雰囲気と人間性、あるいはチームワークの良さが伝わってきた。
人間性がわかって良かったと思う。
・出演した4選手は、フォワード、ミッドフィルダー、ディフェンダー、ゴールキーパーとバランスのとれた人選をしていたし、
中には、松山市と今治市出身の方もいたので非常に良かった。
それぞれ個性があって楽しく番組を見た。
・構成的にも出演者を絡めながら「今シーズンのターニングポイント」「ベストゴール」「MVP」、
そして、最後にクイズ形式にして優勝者を決めるという流れはとても見やすかったし、
退屈せずに見ることができた。
・「私が選ぶベストゴール」で、テロップの部分にわかりにくかったところがあった。
わかりやすく、スポーツを普段見ていない人でもすぐわかるようなテロップの出し方をして欲しかった。
・今は本当にサッカーを好きな女性も多いし、自身がサッカーをしている方もいるので、
女性の目線も、もう少し入れて欲しいと感じた。
・ニュースやテレビでJ2に昇格したということは耳に入っているし目にもしているが、
番組は突然始まっていくので、どんな状況なのか最初、分かりにくかった。