１３日夜、日向灘を震源とする地震があり、県内でも震度３を観測したほか、一時、南海トラフ地震臨時情報が出されました。
１３日午後９時２０分ごろ、日向灘を震源とするマグニチュード６・６の地震があり、宇和島市や松山市、今治市など県内の広い範囲で震度３などを観測しました。
消防によりますと、県内では地震による被害は確認されていません。
伊方町では震度３を観測し、四国電力によりますと、この地震で伊方原発１号機から３号機すべてで４ガルの微弱な揺れを感知しましたが、異常などはなかったということです。
気象庁では、今回の地震と南海トラフ地震との関連について調査するため、一時、南海トラフ地震臨時情報の「調査中」を出しましたが、平常時と比べて発生の可能性が高まったわけではないとして、現在は「調査終了」となっています。
ただ気象庁では、いつ地震が発生してもおかしくないとして、日ごろからの地震への備えを呼びかけています。