NEW 2025年01月14日(火 ) 14:02
ノーベル平和賞 日本被団協の松浦さんが報告会【愛媛】
12月に「ノーベル平和賞」を受賞した日本被団協。
四国ブロックの代表理事で、松山市在住の松浦秀人さんが13日、報告会を開きました。
日本被団協のメンバーの松浦さんは、広島に原爆が投下されたとき母親のお腹の中で被爆した「胎内被爆者」として、被爆体験などを語ってきました。
そして12月にノルウェーのオスロで開かれたノーベル平和賞の受賞式に出席し、13日、松山市内で開かれた報告会にはおよそ250人が駆けつけ、松浦さんの話に耳を傾けました。
松浦さんは「核兵器の使用の現実的な危険性にやっぱり警鐘を鳴らすという点で、あえて日本被団協にノーベル委員会は、ノーベル平和賞を授与したんだと思います」などと話します。
また松浦さんはノルウェー滞在中にオスロ大学も訪れ、およそ400人の学生を前に講演し、結婚や出産に際して原爆放射線の影響が出るのではと心配したと打ち明けたうえで「被爆してもう80年もたつ今もなお、被爆者の体にがんや白血病を生み出したり、がんや白血病に限らず様々な疾病をもたらすのが放射線被害だ」と訴えたということです。
松浦さんは被爆80年となる今年、核兵器禁止条約に日本政府が参加するよう働きかけを強めていきたいと決意を新たにしていました。
四国ブロックの代表理事で、松山市在住の松浦秀人さんが13日、報告会を開きました。
日本被団協のメンバーの松浦さんは、広島に原爆が投下されたとき母親のお腹の中で被爆した「胎内被爆者」として、被爆体験などを語ってきました。
そして12月にノルウェーのオスロで開かれたノーベル平和賞の受賞式に出席し、13日、松山市内で開かれた報告会にはおよそ250人が駆けつけ、松浦さんの話に耳を傾けました。
松浦さんは「核兵器の使用の現実的な危険性にやっぱり警鐘を鳴らすという点で、あえて日本被団協にノーベル委員会は、ノーベル平和賞を授与したんだと思います」などと話します。
また松浦さんはノルウェー滞在中にオスロ大学も訪れ、およそ400人の学生を前に講演し、結婚や出産に際して原爆放射線の影響が出るのではと心配したと打ち明けたうえで「被爆してもう80年もたつ今もなお、被爆者の体にがんや白血病を生み出したり、がんや白血病に限らず様々な疾病をもたらすのが放射線被害だ」と訴えたということです。
松浦さんは被爆80年となる今年、核兵器禁止条約に日本政府が参加するよう働きかけを強めていきたいと決意を新たにしていました。