第157回 放送番組審議会議事録
開催日時:平成22年10月25日(月)午後3時
課題番組:「第15回瀬戸内海アマチュアゴルフ選手権」
1.開催日時:平成22年10月25日(月)午後3時
2.課題番組:「第15回瀬戸内海アマチュアゴルフ選手権」
10月2日(土)16時00分~17時25分(85分)
3.議事の概要:
・ゴルフは普段はしないので、全くルールも分かりません。一度1回だけ海外でショートコースを回ったことがありますが、ボールは飛ばない。全部転がして、大変疲れた思い出しかありません。今回もテレビを見たのですが、野球やサッカーは厳密なルールを知らなくても何となくどちらかのチームに感情移入し、ゲームの展開を見て行きますが、ゴルフは感情移入がなかなかしにくく、誰の味方をしようか?というところがありました。最後までルールがよく分からなかったです。アマチュアの大会のゴルフなので、見ている人もアマチュアの方、ということで、簡単なルール説明があっても良いのかなと思いました。今回のテレビから学んだことは、雨が降らないからフェアウェーが固い、それによって芝生は雨が降らないから沢山水をやって、とそのようなものだと、初めて聞きました。若い人、高校生、ジュニアの方が頑張っているということしか1時間以上見ましたが、特に分からなかったところです。これからも特にゴルフをする予定はないので、同じように番組を見たとしても、同じようなコメントしかできません。
・ゴルフは、子供ができる前に一度父と主人とコースに行き、尺取虫ですごい距離を歩いた思いしかなく、それっきりやっていないので、ルールも何も分からないので1時間半ですが、見初めて50分くらいしたところで気がダルみました。優勝争いになってくるとそろそろ面白いかなと思い、また集中できますが、本当に素人には1時間半はきつかったです。競技委員長のコースコンディションの説明ですが、裏の話しを聞く機会がある私達には分かりますが、普段ゴルフ番組を見ていても聞く機会がないので、専門に携わっている方の話しを聞くことができたのはすごく面白いと思いました。16番のティーショットですが、少し上の角度からカメラで見下ろして撮っている映像は、打っている人を上から見るとあのような感じなのか、面白いアングルで、見たことがない景色で良いなと思いました。コースの紹介で出てくる図面ですが、ティーショットを打つところとピンがあるところの位置がよく分からない。どこからどこに、どのように見て打ち、今日はどこにピンがあるのか、もう少し明るい色だと、ただの緑の池とバンカーくらいしか分からない図面よりは、見て「こう打って、こう攻めるのかな」と、私達は最近wiiやスポーツゲームでそのよう図面を見る機会があり、少しは分かると思うので、もう少し分かり易く入れてほしいと思いました。最近、遼くんの影響で主婦層もゴルフを見ています。「日曜日の昼、見た?」「あそこで切らなくてもよいでしょ?」中継を止められて競馬になり怒っている主婦、「最後までやって」という主婦もいるので、かなり目は肥えているので、出ていらっしゃる皆さんのファッションも見ます。高校生なのに、なぜツータッグのズボンは履いているの?おじさんみたい。少しオシャレ系も気になるので、今度出られる方に、オシャレ気をつけましょう、というアドバイスも良いと思いました。
・私はゴルフを一度もやったことがありません。就職した時に、ゴルフを一緒にやろうと誘われましたが、断りました。そのままで、後、尾を引いていることが実はあります。ゴルフは断ると後を引くものだなというイメージがあります。あまりスポーツ系ではありませんので、この番組は非常に「見ようかな、見まいかな」と思いながら見ました。DVDは焼いているものはマッキントッシュでは再生できませんでした。以前から思いましたが、アナログ放送を焼いたものですが、せっかくHDで撮っているなら、細かいところ、ファッションも見ることができます。今の時代映像は細かいところまで楽しむ面もありますので、そういった工夫もいるのかなと、もう少し高画質なものを頂きたいです。今治ということで、今治の宣伝ですよね?なかなか今治の様子が分かり、それは評価できます。これは全国では当然流していないわけですよね?愛媛だけですよね?この番組に限りませんが、学生など県外に出て行き、あるいはここに住んでいる人で学校は県外に、就職して転勤して、他県で地方番組を見たいという要求が増えているのではないかと思います。ユーチューブです。著作権の問題など色々あり、勝手に流すことができませんが、ネットでどこでも見ることができるようにしているところも一部の番組ではあるのではないかと思います。ローカル番組を他県にいった人、転勤した人、出身県の人が来ているなど、見ることができる状況があれば、もしその人が優勝すれば、自分がこの大会で優勝したものがここで見えると言うとインパクトがあると思います。そういった工夫があってもいいかなとテレビの枠を超えていますが、そういう感想を持ちながら最後まで見ることができませんでした。
・体育の先生なので、一応ゴルフのルールは分かります。ですがゴルフはやりません。断ると後を引くと聞き、なおさらやる気がなくなりました。たまたまこのDVD前に東北福祉大学の松山くんのプレーが素晴らしかったというのをニュースで見て、このDVDを見なきゃと思い、それから見たので、少し興味が出ました。もしかしたら彼もここで育ちプレーしていたのかな、と思っていたら、それはさすがに松山くんの3位のニュース方がこの大会より後だったので、この番組では触れられていませんでしたが、逆だったら良かったのにと思いました。コースの説明の時にトリッキーなコースで多大なアンジュベーションとありましたが、訳が分かりません。多分この番組を楽しみに待っている方にとっても、そういった言葉よりも、せっかく郷土の番組を郷土の放送局でやるので、そこは違った表現の仕方の方がいいと思いました。15回まで大会を作り上げてきたという思いが入っていたので、大会を運営している方には、気持ちが報われる時ってあるのだなと思いながら、見ていてそれは良いのですが、ただ解説の中で「3位の選手が多分まくってくるでしょう」といった競輪中継のようなところがありました。整体に行っている所でよく競輪の方と一緒になるので、これはゴルフでは使わないだろう、紳士のスポーツとは思われない解説が入っていたのがビックリしました。ジュニアの子が年齢以上に落ち着いています。これは良いのかどうか分かりませんが、ある意味でジュニアの子達を知る良い機会になるので、関心が高まりました。予想通りと言えば予想通りで、ゴルフに関心のある人の為のゴルフコースと大会、ゴルフの人の為の番組ということで、ある程度差別化する、枠を、コンセプトを絞れば、このままジュニアの子達のプレーを、今度は松山くんの小さい頃のプレーを挿入してみるなど、ステップアップしていく番組なのかなと思いました。とにかくゴルフ好きな人が楽しめる番組に仕上げていけば良いと思います。
・ゴルフは全く分かりません。最近やっと「-」が勝っていることが分かりました。これまでは「+」が勝っているのかと思いました。今回初めて最初から最後までプレーを見ました。泥臭い感じがします。もう少し年配の優勝した方もスマートであってほしい。ゴルフをするならもう少しスマートな格好をしてほしいと思いました。テレビで放映されるので、自分達もそのことを考えてやってもらえば良いと思いました。観客がいません。観客がいるということになると、賑わうと思います。残念だと思いました。出ているお母さんや友達も見に行き応援をしてあげるなど、そうすれば見ていて楽しくなると思います。向上心も子供たちに湧くと思います。年配の人も女の子も、小学校の5年生も皆一緒にやっていましたが、どこかでラインをひいているのですか?小学生クラブ、中学生クラブなどに分けることはできないのだろうかと思いました。知人の孫も一生懸命にしており、1番と言っていますが、そういった人たちを、いくらでもクラブがあると思うので、呼びかけていき、もう少し大会らしく大きくしてほしいと思いました。ゴルフは1つも知りませんでしたが、教えていただいたことは「雨が少ないと土が固まりやりやすい」「土が軟らかいとボールが転がらないので進行が遅い」など話しをしていましたが、「なるほどな」世の中にはこのようなことも習う物の1つにあるのかなと思い、教えていただきました。ゴルフにしても何にしても天候が左右するものなのかなと感心して見させていただきました。ゴルフのことは何も分かりません。最初から最後まで見ましたが、もう少し関心をもって次から見るようにします。
・靴屋を呼んでいるからゴルフの靴を作れと。当時はあつらえでした。「クラブは、あなたの腕はこれだから、この長さにしよう」それから始まりました。どこへ行くにも割り勘といった感じで行きましたが、それっきり辞めてしまいました。今はルールが難しいといった話がありましたが、ゴルフくらいルールの簡単なものはありません。打つ回数が少ない人が勝ったということです。この番組を見て大変楽しかったです。ゴルフをもう何十年とやっていませんが楽しかった。一般の人が見てもきっと楽しかったのではないでしょうか?何だろうと思うと、情報があります。まず中学生から小学生までやっています。これは驚きです。こんなに熱心に、これが今の社会なのだと一つ知ることが出来ました。つまり社会時評というのは社会のありのままを映し出し、視聴者が判断するということですが、そういう情報番組としてはこれほど私には驚きといいますか・・・ふだんBSなどで何となくかけっ放しにしていることがありますが、このような番組を見たのは初めてです。この番組制作者はスポーツ番組として考えたのだろうか?どこかに情報番組として一般の人にも見てもらいたいと。そのことによってゴルフスポーツが大いに拡がるということもどこか視野に入れているというような丹念な編集です。非常にそのところが良かったのだろうと思います。番組はスポーツ番組、娯楽番組、園芸番組など区分けしていますが、スポーツ番組という名を借りた社会情報番組だと考えられなくもないと思います。関係者が非常に熱心にやっている。このように熱っぽくやっているおじさんがいるのだ、ということも感動的でした。番組の作りも丹念で、出てくる人も非常に好感が持てる人たちで、全てが私にとっては楽しくて良かったと思います。何十年もゴルフをやっていないわりには感動しながら見ました。食わず嫌いですが、ゴルフをやらないから嫌いだ、というのではなく、これを機会にゴルフを楽しめるという人も中にはいたのではないのかと思いました。良い番組かどうかといえば、私は非常に良い番組でした。
・ゴルフをするので非常に面白かったです。90分は少し長いかなという気もしました。最後の優勝争いも大変面白く、二宮くんがリードしていたのに、崎山さんに逆転負けし、最後にちょろみたいなことをやり、私がやらないようなミスをやり、近親感を覚えました。ゴルフもスポーツですが、強調してほしかったのは、55歳の崎山さんと23歳の二宮くんですが、55歳の人が勝った。これはゴルフしかありえないことで、サッカーやテニスなどの他のスポーツでは50代の人が20代の人に勝つということはまずありません。そういう意味でゴルフはジュニアから年配に至るまで対等にできるスポーツであることをどこかでアピールしてほしかった。ましてやハンディキャップをつけると、かなり年寄りまでできるということが1つの魅力だと思います。テロップの学校名は小さく見難かった気がします。ロングで2オン、その時の番手を、アイアンでしたが、何番で打ったのか我々は知りたかったです。ティーショットでドライバー以外を使うときも番手を言わなかったように思うので、出来れば言ってほしいと思いました。ジュニア育成を主力にしていると言われていますが、その割にはジュニアの報道場面が少なかった気がします。特に地元の番組ですので、練習風景などジュニアの日ごろ、どのような努力をしているのか、少しエピソード的にあっても良かったと思います。私が聞くところでは、松山くんのお父さんも上手です。北条カントリーでトップチャンピオンになったことがある人らしいです。一緒に付いて来て、お父さんが1日ラウンドする間に、練習場で1日アプローチの練習をしていたようです。そのようなエピソードなど捉え、ジュニアに関して報道すると良いと思います。
・165人も参加選手がおり、大きな大会です。ですが、番組は優勝争いを主軸に作っていると言っていましたが、登場人物は最終組から5組×4の20人が中心ということです。その中に小学生、中学生、女性、後は中年男性、その中での番組の作り方で優勝争い主軸ではなく、それに終始していたという気がしました。もう少し、例えば最初の予選ラウンドの時に全員を紹介すると時間がなくなりますが、色々な、いわゆる20人以外の広がりを持ったところを、イントロのところであり、それから決勝ラウンドに行き、スコアの戦いといった方が盛り上がりが感じられたのではないでしょうか?観客が最初にいないなと思いましたが、これはアマチュアの大会なので、それは途中で気がつきましたが、何となく基本的にはプロの戦いのイミテーションっぽいので、そうではないところが欲しかった。アマチュアですが、大会の全体像が分かりません。試合運びのアナウンスがとても良い声で誰だろうと思うと市脇アナウンサーで、いつもは大澤アナウンサーですので、市脇アナウンサーは非常に客観的で感情を抑えた感じで良いと思いました。テレビ朝日系のサッカー番組でひどいアナウンサーがいて、解説もひどいです。「そこだ」と叫んでいるだけで、そういったのがテレビ朝日のスポーツの、特にサッカーの時は他局に比べるとひどく、意見したことがあります。スポーツの実況はクールで抑えるということが必要です。皆、目が肥えているので、その方が良いと思います。市脇アナウンサーはそのような感じでした。出演者の洋服ですが、上手に誘導するために、ベストドレッサー賞、ベスト笑顔賞、ベストフォーム賞、ベストマナー賞、などアマチュアの大会なので、勝ったのは誰かと言うだけではなく、なるほどな、と、そうすれば登場人物は多様性を持ち、楽しい、勝負だけではない番組になると思います。最後に若い人と優勝した方との争いになると何となく解説者は「いつかは追いついて、5勝している人だから来るのでは」と言っていましたが、案の定そうなりました。私は逆に言うと若い人を応援していました。優勝した方は勝っても嬉しそうに見えませんでした。この勝負を奇貨として成長して欲しいと言っていましたが、勝負事は結構惹きつけるものがありました。それは勝負の中身が面白かったからだと思います。勝負が仮に面白くなくても、全体像の話し、色々な賞を設けることで、もっと良い番組にしていただき、続けてほしいと思いました。
・スポーツはどのスポーツも全部分かりません。20年近く前、ゴルフを始めれば良いと言われましたが、「日焼けが怖いから嫌」と言ったことがあります。靴を買ってもらい、ゴルフコンペを組めと言われ、私の名前でゴルフコンペを組み、奥道後でやりました。ただ何が残っているのかというと、新しい靴を履かされ足にマメができた痛さと、コースを歩き回り疲れたのと、翌日は顔、手が真っ赤にパンパンになり、ゴルフはやるものではないなとその時思ったことを思い出しました。一緒にコンペに参加されていた方1/3亡くなられましたが、そのような時代でした。番組は4回ほど見ました。途中でどうしても眠たくなります。始めの数10分は見られますが、途中から分からなく、難しく、退屈で。グリーンはあまりきれいではないです。日焼けしているのか。ファッションも皆さんが似たような感じで奇抜な「これ」というファッションがある訳でもなく、何が良いのかなと。市脇アナウンサーの実況はすごく素敵でした。大澤アナウンサーも素敵ですが、別の違った雰囲気、味があり、これから交替でされるみたいですが、良いと思いました。プレー中は、子供でも大人っぽく見えます。本当に可愛らしい子供だけの表情の時もあるので、始まる前の子供だけの話している、緊張しているシーン、友達との学校帰りのシーンなど入れられたら楽しい雰囲気作りになるのかなと思いました。ゴルフをこれからしよう、スポーツをこれから始め、スポーツで頑張っていこうという子供にとっては希望が持て、このように頑張ればテレビにも出られるという励みになる良い番組だと思いました。