放送番組審議会

2024年03月24日(日)

第290回放送番組審議会

第290回放送番組審議会  2024年2月

 

審議課題: 「和牛のギュウッと!えひめ」
放送日時: 2023年12月13日(水) 19時00分~20時00分  

 

 

・実際に対象となった食べ物は本当に手軽に手が届くものなので、

番組の企画意図にはピッタリのバラエティに富んだものを選んでいると思った。

 

・10人ぐらいの方が出演していてすごく豪華だったが、人数が多すぎて、大喜利であったり、

ネタ披露であったり、通り一遍になっていた。各出演者たちが驚くような質問をするとか、

何かツッコミをするとか、そういう場面があっても良かったと思う。

 

・番組では本当に手が届くもの、売れ筋のトップではなく、

二番手、三番手のものを紹介していた。そこの点をすごく感心したし、面白かった。

 

 

・何故、黒沢さんという女芸人が審査委員長なのかが分からない人も

結構視聴者の中には多いのではないか。

審査委員長は一般的によく知られた芸人かタレントの方が良かった。

 

 

・番組の最後にもう一回、全てのお店の名前と商品の紹介が一覧で出ると良かった。

 

 

・和牛が解散したので、この番組はこれが終わりになると思うが、

こういった取り組みを続けていった方が良いと思った。

 

 

・地元の人間なのに知らなかったお店や、聞いたことはあるが行ったことがなかったお店に

今度是非行ってみたいと感じさせてくれたので、非常に良かった。

 

 

・紹介の仕方も東、中、南予とバランスがとれていて、気遣いを感じた。

 

 

・愛媛県産の食品や料理を食べるために水田軍と川西軍が対決していく番組で、

全体的に非常に楽しく観ることが出来た。

 

 

・分からないところもあったが、最後に水田さんが、

「愛媛県の人が知らなかったものもあると思うので、県外の人にもアピールして欲しい」

というような締め方をしていたのは良かった。

 

 

・出演者それぞれが個性を持っている人たちで絶妙な人選だなと思った。

愛媛出身の人と、愛媛にゆかりの無い人が両方出ていて、それも良かった。

 

 

・肝心の食リポが「おいしい」とか「ヤバイ」などの一言で終わったり、

お笑いを優先してちょっと雑になったりするところがあったのは心残りだった。

食べ物を紹介する番組だけに、もう少し感想があっても良かった。

 

 

・最初の番組は「和牛のギュウッと瀬戸内」となっているように瀬戸内の山口や、

広島が出て、4県ぐらい出ていた。

今回は愛媛県なので、近場で、本当に届く所にということで、

行きやすいし、すごく興味深く番組を観た。

 

 

・愛媛県のテレビ番組は、関西で観られているテレビなどに比べたら、

芸人さんが出て来る比率はすごく低いので、若い世代の方は、

すごくグッと引き込まれるのではないかと思った。

 

 

・番組の締めのところで、正岡子規をネタにして笑いを取ろうとしていた。

松山には俳句結社もたくさんあり、俳句をやっている方もたくさんいるので、

正岡子規のことに触れるといろいろな意味で、反響が出て来ないかなと心配した。