第293回放送番組審議会
第293回放送番組審議会 2024年5月
課題番組:「フジ Presents えひめ5時間チャリティーリレーマラソン 2024」
放送日時: 2024年4月20日(土)15時20分~16時20分
・今回、ランナーについては小学生から85歳まで年齢層を幅広く取り上げていた。
自分でもリレーマラソンに参加出来そうだというイメージを持てた視聴者もいたのではないか。
・ワタリ119さん、レッド吉田さん、土佐礼子さんの3人が走るところがあって、
土佐礼子さんの速さが非常に印象的だった。
・リレーマラソンはあまり記録にこだわらないということも分かるが、
上位チームの紹介が少な過ぎたような気がした。
2位、3位のチームも紹介したら、良かったと思う。
・最初から最後まで、カメラが捉えたランナーの表情やコメントが豊かで、
とても生き生きとした参加者の表情が伝わってきたのが、この番組の魅力になっていると思った。
・ゲストのタレントもランナーと同じ目線で、同じフィールドに立つという親和性のある演出に新たに気が付いた。
取材しているのではなくて、一緒に仲間がやっているという、仲間との繋がりや絆をすごく大切にしているところが、
この番組の魅力だと思った。
・番組のどこかで、参加した285チームのチーム名だけでも、テロップで紹介していたら良かった。
・ゲストのワタリ119さんとレッド吉田さんは、参加者とのコミュニケーションや食レポなど、
場を盛り上げて良かったと思う。川上アナも明るくて非常に良かった。
・リレーマラソン中に行う抽選会等のイベント関係も、毎年、内容をゲストの人に合わせて
少しずつ変えている。常連の方やチームもあると思うので、良かったと思う。
・多くの人の表情を取り上げている点がすごく良かった。たくさんの人が映ることで、
番組を観た知り合いを通して、今回参加していない視聴者の方にもこの番組のことが浸透するし、
今後のeatファン獲得に繋がっていくのではないか。たくさんの人を映し出すことは地道な作業だが、大切なことだと思った。
・出演者だけではなく、番組自体のテンションがずっと終始テンションが高過ぎて、
観ていて少し疲れる方も出て来るのではないかという印象を受けた。
・「チャリティー」と銘打っているのに、チャリティーの内容について説明不足という気がした。
いくらくらい寄付したのか紹介しても良かったのではないか。
・年齢、性別、国籍など、様々な参加者がみんな揃って良い表情を見せていて、観ている方も楽しくなる番組だと思った。
・ランナーのインタビューだけでなく、「腕立て伏せ」や「大声のコンテスト」のイベント、
「グルメブース」の紹介もしていて退屈しなかった。
・土佐礼子さんが出て来たのには素直に驚いたし、走る場面も観られて楽しめた。
・この番組を観たら、来年参加したくなる人も多いと思うが、
参加していない人々に観てもらうきっかけづくりは、難しいのではないか。
・昨年度、気になったところがあった「ルール説明」や「コースの案内」が、
この番組ではきちんと改善されていて、非常に観やすく分かりやすいと感じた。