第296回放送番組審議会
第296回放送番組審議会 2024年9月
課題番組:「白球青春2024 めざせ!甲子園 第106回全国高校野球選手権愛媛大会 決勝」
放送日時:2024年7月30日(火)9時55分~13時30分
・準々決勝からスタンドのカメラを増やしたということだが、確かに応援団の方の様子、
チアリィーディングの方の表情や応援されている方の雰囲気もとても良く伝わってきた。
・歯切れが良くて、元気が良い村上アナウンサーと、ベテランの解説者阿部さんという2人の実況中継は、
非常にバランスが良く、心地良く見ることが出来た。
・非常に接戦だったが、毎年毎年、この熱い戦いにいろんなドラマがあることを見せてもらえることは、
とても有意義で大事なことだと思う。
・実況の村上アナウンサーは話し方が落ち着いていて、非常に良かったと思う。
・西条高校側のスタンドでは川上アナウンサー、
聖カタリナ学園高校側では木和田アナウンサーがリポートしていて、
応援の様子も伝わってきたし、それぞれ、アナウンサーが上手に対応していたと思う。
・画面のボールやストライク、アウトカウント、スコアの表示がとても見やすくなった。
・給水タイムの際、振り返り映像だけではなくて、当日の気温や湿度の他、
給水タイムが取り入れるようになった経緯なども、ミニ情報として伝えると良い思った。
・解説の阿部さんは、平易な言葉で説明されていた。監督や選手だけじゃなく、
マネージャーや選手の家族にも取材されていて、適任だと思った。
・スタンドの歓声や演奏のボリュームが大きいように感じた。
臨場感を出すという狙いは理解出来るが、解説が聴き取れない場面があった。
・バットの規格変更があって、今年から、ボールがあまり飛ばなくなった話とか、
1イニングに捕手が投手のいるマウンドに行ける回数が1回だけになったとか、
今年からのルール変更に触れても良かったのではないか。
・全体的に実況がもっと主導権を持って、放送を進めてほしいと感じた。
解説者の方がベテランなので、そちらが進めているように何度か感じた。
・番組の初めに、両チームがどのように決勝まで進んできたかが、
一目で分かるテロップが欲しかった。両チームともノーシードから決勝まで勝ち上がってきたのに、
その感じが全然伝わって来なかった。
・放送時間を延長して、表彰式まで放送したのは良かったが、逆に時間が余ったような感じを受けた。
間を持たすため、苦労しているなと感じた。仕方がないと思うが、工夫ができないのかなと思った。